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サボテン鉢のサイズ選び|大きすぎるとNG?正しいサイズの決め方を徹底解説!

サボテン鉢のサイズ選び|大きすぎるとNG?正しいサイズの決め方を徹底解説!
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サボテンを育てていると、鉢選びに悩んでしまうことがありますよね。「大きめの鉢にすればサボテンがのびのび育つのでは?」と考えがちですが、実は大きすぎる鉢はサボテンにとってリスクが高いのです。

この記事では、サボテンに最適な鉢サイズの選び方や、大きすぎる鉢がサボテンの健康に及ぼす影響について詳しく解説していきます。初心者の方でも分かりやすいので、ぜひ参考にしてください。


目次

大きすぎる鉢がサボテンに及ぼす影響とは?

大きすぎる鉢がサボテンに及ぼすリスクとは?

サボテンは乾燥を好む植物で、過剰な水分が根腐れの原因になることが多いです。以下では、大きすぎる鉢がサボテンに与える具体的なリスクを解説します。

根腐れのリスク

鉢が大きすぎると、土の量が多くなり、水やり後に土が乾きにくくなります。サボテンは乾燥を好む植物なので、過湿状態になると根腐れを起こしやすくなります。これが、大きすぎる鉢がサボテンに及ぼす最大のリスクです。

徒長の原因

徒長とは、植物が光を求めてひょろひょろと間延びして育つ現象のこと。サボテンの場合、茎が細長く伸びたり、不自然な形に成長してしまう原因になることがあります。これは、サボテンが必要以上の過剰な水分を吸収してしまうからです。


成長段階に応じた鉢のサイズ選び

成長段階に応じた鉢のサイズ選び

サボテンの鉢サイズ選びは、サボテンの健康と成長において非常に重要です。鉢が大きすぎると土の量が増え、保水性が高まってしまうため、サボテンの根が長時間湿った状態になりやすく、根腐れの原因になる可能性があります。乾燥を好むサボテンにとっては、水分の管理がしやすい小さめの鉢が最適です。

目安は、サボテンの外周から指一本分ほどのすき間があるサイズが理想です。この程度の余裕があれば根が鉢内で無理なく広がり、適度な通気性と排水性が確保できます。

また、サボテンは成長段階に応じて少しずつ鉢を大きくしていくのが基本です。種から発芽したばかりのサボテンや小さいサボテンには、やはり小さい鉢が適しています。そして、大きくなってきたタイミングで一回り大きい鉢に植え替えるとよいでしょう。目安としては、1~2年に1回で植え替えをしましょう。こうした適切な鉢選びを行うことで、サボテンの成長が促進され、健康な状態を維持しやすくなります。


鉢の素材・形状がサボテンに与える影響

鉢の素材や形状も、サボテンの育成において重要な要素です。以下では、鉢の素材ごとの特徴を解説します。

鉢の種類

  • テラコッタ鉢や素焼き鉢

通気性が良く、土の乾燥が早いのが特徴です。特に乾燥を好むサボテンには理想的で、根腐れを防ぐ効果も期待できます。初心者の方にはおすすめの素材です。

【 3号 】 素焼き鉢 深型 日本製 植木鉢 テラコッタ風 茶色 ブラウン 無地 バラ

  • プラスチック鉢

軽くて扱いやすいですが、通気性が劣るため、水はけをしっかり確認する必要があります。水が溜まりやすいため、サボテンの根腐れを防ぐ工夫が必要です。

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  • 陶器鉢

デザインが豊富でインテリアとしても人気ですが、通気性は素材によって異なるため、注意が必要です。通気性を確保するために、底に軽石を敷いたり、排水穴のあるものを選ぶと良いでしょう。

迷ったらテラコッタ鉢や素焼き鉢がおすすめ

迷ったらテラコッタ鉢や素焼き鉢がおすすめ

サボテンに適した鉢を選ぶ際、特にテラコッタ鉢や素焼き鉢が最適です。これらは自然な通気性があるため、土が早く乾き、湿気を嫌うサボテンの育成に理想的な環境です。

鉢の形状にも注意!

鉢の形状にも注意!

鉢の底には必ず排水穴があるものを選びましょう!

排水穴がないと、水がたまりやすくなり、根腐れの原因になります。

鉢底石を敷いた鉢

さらに、鉢底ネットを敷き、「鉢底石」や「軽石」を敷いておくと、土が詰まるのを防ぎ、適度なすき間をつくることができます。このすき間が水はけを良くし、空気の通り道をつくるため、根が健康に育ちやすくなります。土の流出も防ぐことができますよ。

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サボテンの特性に合った水やり頻度

サボテンの特性に合った水やり頻度

サボテンは他の植物とは違い、乾燥を好む植物です。また、季節によっても変わってくるので、水やりの頻度には注意が必要です。以下で詳しく解説します。

  • 春、秋

    土の表面が乾いてから、2~3日後に鉢底から流れるくらいたっぷり与える。



  • 土の表面が乾いてから、5~7日後に鉢底から流れるくらいたっぷり与える。



  • 3~4週間に1回鉢底から流れるくらいたっぷり与える。もしくは、断水。

目安としては上記のようになりますが、住んでいる地域の環境や置き場所、鉢のサイズ、素材によっても変わってくるので、サボテンの様子を見ながら適切な頻度をみてあげて下さい。


初心者が選びがちな「大きすぎる鉢」を避けるためのチェックリスト

初心者が選びがちな「大きすぎる鉢」を避けるためのチェックリスト

サボテンの栽培初心者は、鉢を選ぶ際に以下のチェックリストを参考にしましょう。

鉢のサイズがサボテン本体の2倍以内であることを確認…鉢が大きすぎると、過剰な水分が溜まりやすくなり、根腐れのリスクが高まります。

鉢の高さがサボテンの根の深さと適切に合うか確認…根が伸びすぎてしまうと根腐れが発生しやすくなるため、根の長さに適した深さの鉢を選びましょう。

排水性の確認…排水穴がある鉢を選び、底に軽石を敷くなどの工夫を行うことで水はけを良くし、根腐れを防ぎます。


まとめ:最適な鉢選びでサボテンを元気に育てよう!

まとめ:最適な鉢選びでサボテンを元気に育てよう

サボテンにとって、鉢のサイズと素材は成長を左右する重要な要素です。大きすぎる鉢を選ぶと、根腐れや徒長といったトラブルが発生しやすくなります。

サボテンの成長段階に応じた鉢選びを行い、通気性と排水性の良い素材を使うことで、サボテンが元気に育つ環境を整えましょう。この記事の内容を参考に、あなたのサボテンが快適な鉢で成長できるようサポートしてください!

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